大人の為の南園恋愛小説。
実在する小さな島々で過ごすバカンスを描いたロマンス小説集です。
別れを予感している夫婦、恋人未満の彼、行きずりのホスト、そして愛する人と訪れる美しい環礁。
魅惑の擬似バカンスをご堪能下さい。どうぞ夢のひと時を…。
※小説の最後に舞台にした島々のフォトアルバムがあります。
※モルディブを知らない方でも問題なく楽しんでいただけるかと思います。
楽園の風を感じてみませんか?。
モルディブは1島=1リゾートホテルが基本です。
★小説タイトル( )は島の名前です。リニューアル等で今はない島もあります。
NEW「贅沢な缶詰」
短編小説
猫目石の憂鬱 (ヴァドゥ) 2話
恋の終わりを贅沢なバカンスで締めくくろう。
少し色褪せたときめきに、艶やかな華を添えて、南の島の想い出を胸にひっそりと幕を降ろすのだ。そんな最後なら、あなた私を忘れないでしょう?
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ブルー…BLUE… (トラギリ)2話
ホストの俺を200万で借りきると彼女は言った。
南国でのバカンス。彼女は俺に何を求めているのだろう?
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リスク (アンガガ) 2話
美月は気付いていたのだろうか? その中の数人と、あたしが肌さえ合わせていた事を。
美月を抱いた腕を
美月と合わせていた唇を
あたしは彼女の男の体を隔てて、その温もりを求めたのだ。
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あおいゼリー(ココア) 2話
誰だって一つくらい持ってるだろ?
ただ寄り添っているだけで満たされていた恋人時代。
愛があれば何もかもが許されて、夢を齧って生きていけるなんて信じていたあの頃。
だから彼女は言ったんだろうか。
海と空しかない。こんな島で暮らしてみたいだなんて…
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不機嫌な肌(バンドス)2話
フェイクだなんてわかっている。
だけど同じ傷を背負う者同士、ひと時の恋人気分で癒し合うのも悪くない。
淋しさがあたし達を繋ぎ合わせた。
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テレフォン(バタラ) 1話
『だからやり直そ? 俺達…』
部屋の留守電には、見知らぬ男からの切ないメッセージ。自由が丘のBARで待っていると、その言葉は途切れた。
込み上げてくる笑いをあたしは堪える事が出来ない。こんな間違い電話をして、待ちぼうけしている男の姿を肴に、一杯飲みにでも行こうか?
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彼との境界線(マクヌドゥ)2話 ※『テレフォン』の続編
あたし達、どうして付き合うことになったんだっけ?
好きだなんて言葉もなかった。
淋しかったわけじゃない。退屈しのぎっていう程さばけていた訳でもない。
なんとなく居心地が良かったから…そう、それだけが始まった理由。
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小さな海(エリヤドゥ)2話
ねえ、アンディ。日本の男だってこんな台詞さらりと言えないわよ。
彼氏に振られて荒れ模様のあたしに、異国の男が送ってきたメールにはたった1行のメッセージ。
『イノチミジカシコイセヨオトメ』
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ママの恋人(アンサナ)2話
今だけでいい、この夜だけでいい。どうしても必要だった。
ママにはわかるでしょう?
だから一晩だけ、彼をあたしに貸してよ。
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満月の誘惑(島の指定無し) (※『ママの恋人』番外編)
満月は人の心をかき乱し、狂わせる。
あたしの手に繋がれた温もり。
ただ、それだけが今は欲しかった。
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アイランドジャンキー(タージ・コーラル)
たった一年離れていただけで…銘柄の違うタバコの箱。
肌心地のよいブランド物のTシャツ。プールオムのコロンの香り。
あたしの知らない時間が彼を包み直した数々のアイテム。
それらを洗い流すように彼の身体にキスの雨を降らせる。
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you don't love me (ロヒフシ)1話 ※アイランドジャンキーのケン視点
彼女はあの男を愛しているんだろうか。時々見せる遠い眼差し。
あの男と俺が重なるのかな。
ねぇ、俺は?
愛なんて贅沢は言わない。だけど少しくらいは欲しいんだよね。
…アンタの心が。
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人魚の海 (ココパーム) 3話
センセイは色々な事を教えてくれた。
男が女を意識したときに、変わる瞳の色合いも。
愛しい男の唇から香るタバコは、味わうことが出来るのだという事も。
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イミテーションブルー(ビヤドゥ&ビリバル) 2話
男は皆欲張り。あれもこれも、両方なくちゃ嫌なんだ。
帰る場所があるという余裕が、外で俺を上手く遊ばせてくれる。
そして、そんな内緒事が彼女をもっと大事にしなくてはと思わせてくれる。
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ハーフムーンの憂鬱(バロス) 3話
彼の髪に指を絡めて引き寄せて口付けてみる。
だけどそんな風に求める仕草をしながらも、心の中では全然違った思いを繰り返していた。
あたしの事なんて愛していないくせに…
あの人のところに戻るんでしょう?
小説を読む⇒バロス ウェディング モルディブ 小説
贅沢な缶詰(昔のイフル) 1話
「誰もいなくて静かで、あたし達だけの空みたいね」
そう言って彼女は海との境界線が曖昧な、どこまでも続く空を愛おしそうに指差した。
文句のつけどころのない完璧な南国でのハネムーン。
だけど、ほとんどお互いを知らないままに夫婦だなんて、俺たちは確かに不自然すぎる。
小説を読む⇒ハネムーン モルディブ イフル 無人島
隣のMy Man (ミリヒ) 1話
何が俺をすり抜けていったのだろう
永遠の愛?
それとも
ひと時の情熱?
小説を読む⇒ミリヒ 夫婦 モルディブ小説
ケロンパは基本8日+三食付で20万程度をいつも探します。
♥︎ ハネムーナーはゴージャスな水上コテージも素敵♥︎
長編小説
天上の楽園(ドーニ・ミギリ)(別サイトで少しづつ投下中)
トップスターの俺に、女達の愛の言葉は望む間もなく降り注いできた。
俺から女に投げかける言葉なんて、ゲームのような口説き文句か、台本の台詞。
気持ちを伝える為の自分の言葉を俺は知らない。
どうしちゃったんだよ?アンタを知れば知るほど途方に暮れていく。
誰かを想うって気持ちが、こんなにも切なく胸を弾くものだと初めて気付いちまった。
小説を読む⇒天上の楽園
イヴの接吻(カンドゥルドゥ)(未完、これから投下予定)
生まれ変わっては巡り会う、運命の愛をご堪能ください。
三つの輪廻の末に再び運命が回り出した場所は、誰も居ない二人きりの小さな南国の楽園だった。